2012年度の活動記録
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◆3月30日(土) 牛込巡検
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訪れた場所:神楽坂、漱石公園、會津八一記念博物館、坪内博士記念演劇博物館など
今回は主に神楽坂と早稲田の街並みを歩きました。
午前中は善國寺や光照寺などといった寺社を訪れたほか、かつての神楽坂の雰囲気を残すかくれんぼ横丁や、
変わりゆく神楽坂のシンボルともいえる神楽坂アインスタワーの付近を歩きました。
午後は漱石が晩年を過ごしたエリアを通り早稲田大学のキャンパスに入り、キャンパス内にある二つの博物館を見学しました。
その後はキャンパスと戸山公園を通り抜け、高田馬場駅で解散となりました。
(62期会計)
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神楽坂:かくれんぼ横丁とアインスタワー |
◆3月24日(日) 我孫子巡検
訪れた場所:武者小路実篤邸跡、手賀沼公園、旧村川別荘、瀧井孝作仮寓、 嘉納治五郎別荘跡、三樹荘など
今回の巡検は「白樺派」の文人等が親しんだ手賀沼周辺の文人の別荘跡地をメインに歩きました。
我孫子駅南口から出発し、午前中は船戸の森から手賀沼沿いを歩きました。午後は昼食休憩の後に文人の別荘跡や白樺派文学館などを巡りました。
明治後期から大正時代にかけての文学の歴史を垣間見ることのできる巡検となりました。
(62期企画者)
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武者小路実篤邸跡 |
手賀沼際の花畑 |
◆3月22日(金) 青梅巡検
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訪れた場所:吉野梅郷・旧青梅宿の街並み・旧稲葉家住宅・旧宮崎家住宅など
巡検前半は国内でも有数の梅の名所である吉野梅郷にて観梅しました。色とりどりの梅がちょうど見頃を迎え、私たちを楽しませてくれました。
後半は旧青梅宿地域を見て回りました。「昭和レトロの街」としてまちづくりをすすめる本地域ですが、マンションや駐車場と化してしまった店舗も多く、
都市近郊地域における歴史・文化と資本のせめぎあいを垣間見ました。
(62期新歓長)
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吉野梅郷・梅の公園 |
◆3月14日(木)〜3月18日(月) 春合宿2013
今回の春合宿の行先は山陰地方で、長大ローカル線であるJR山陰本線を西から東に移動するというものでした。
●1日目(3月14日)
訪れた場所:(山口県)長門市仙崎地区、萩
この日は山陰本線の実質的な終点である下関駅を出発し、島根県の益田駅まで移動しました。
まず「みすゞ潮彩」号という観光列車で響灘の景色を眺めながら長門市の仙崎に向かい、
天然の良港として知られる仙崎港や仙崎出身の詩人・金子みすゞさんのゆかりのスポットを訪れました。
その後、長門市から萩市に移り、重要伝統的建造物群保存地区である浜崎地区や堀内地区の街並みを見て歩きました。
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仙崎地区を望む |
萩・堀内地区 |
●2日目(3月15日)
訪れた場所:(島根県)仁摩サンドミュージアム、石見銀山
この日は益田駅から出発し、出雲市駅まで移動しました。
午前中 は大田市にある仁摩(にま)サンドミュージアムを訪れ、砂や砂浜について学びました。
午後には同じ大田市内の石見銀山を訪れ、かつて使用されていた坑道や鉱山町として栄えた大森の町を歩きました。
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世界最大の砂時計 |
石見銀山・龍源寺間歩 |
石見銀山・大森地区 |
●3日目(3月16日)
訪れた場所:(島根県)出雲大社、八重垣神社、松江城、(鳥取県)境港
この日は出雲市駅から鳥取県の米子駅まで移動しました。
最初の訪問地は出雲大社で、平成の大遷宮を目前に控えた大社の様子を見て回りました。
続いて松江市の代表的な観光地である松江城と八重垣神社を訪れました。
その後鳥取県に入り、境港市まで足を伸ばしました。ここでは、日本海側で屈指の規模を誇る境港や、
境港市出身の漫画家・水木しげるさんの代表作・『ゲゲゲの鬼太郎』による町おこしの様子を見物しました。
●4日目(3月17日)
訪れた場所:(鳥取県)倉吉・打吹玉川重伝建地区、鳥取砂丘、(兵庫県)城崎温泉
この日は米子駅から兵庫県の城崎温泉駅まで移動しました。
まず鳥取県中部の倉吉市に向かい、打吹玉川の重要伝統的建造物保存地区を見学しました。
その後鳥取市に移動し、日本最大の観光砂丘である鳥取砂丘を観光しました。
鳥取砂丘の観光を終えたあとは、この日の宿泊地である兵庫県の一大温泉地・城崎に向かいました。
宿に到着後、城崎温泉の外湯めぐりを楽しみました。
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打吹玉川の赤瓦・白壁土蔵群 |
鳥取砂丘 |
●5日目(3月18日)
訪れた場所:(兵庫県)玄武洞
合宿最終日であるこの日は、城崎温泉駅から山陰本線の起点である京都駅まで移動しました。
この日の唯一の訪問地は玄武洞で、山陰海岸ジオパークの一端を見学しました。
その後、列車を乗り継いで京都駅まで行き、合宿は解散となりました。
(62期総務)
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城崎温泉・一の湯 |
玄武洞 |
◆3月6日(水) 足利・桐生巡検
訪れた場所:鑁阿寺、足利学校、足利織姫神社、桐生天満宮、群大工学部同窓記念会館など
巡検前半では栃木県足利市を訪れました。日本最古の学校として知られる足利学校を中心に、
市域を南北に分ける渡良瀬川の北側の各所および渡良瀬橋をまわりました。
後半では群馬県桐生市を訪れました。市街地には今でも古くからの建物が多く残っており、
西洋風の建物、レンガ造りの建物、そしてのこぎり屋根の工場など多くの種類の歴史的な建物を見ることができました。
足利も桐生もかつて織物産業で栄えた場所です。歴史的建物を多く見ることができ、
企画者にとって楽しい巡検となりました。
(62期広報)
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足利学校・学校門 |
群大工学部同窓記念会館 |
◆2月24日(日) 浦安・江戸川巡検
訪れた場所:高洲中央公園、浦安市郷土博物館、王子マテリア江戸川工場など
舞浜駅から出発し、午前中はフェンスに囲まれた駅前の住宅地、そこからすぐの所にある工場や倉庫の建ち並ぶ一帯を見て回りました。
そして、今も液状化の痕跡がうかがえる新町地区を経由して新浦安駅に向かいました。
午後は浦安の歴史を学ぶことができる浦安市郷土博物館と、
浦安の歴史に関わりの深い王子マテリア江戸川工場(旧・本州製紙江戸川工場)を訪れました。
(62期総務)
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工場や倉庫の立ち並ぶ鉄鋼団地 |
漁師町時代の町並みが再現された郷土博物館 |
◆2月17日(日) 江ノ島巡検
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訪れた場所:江島神社、サムエル・コッキング苑、岩屋、新江ノ島水族館など
今回の巡検では、観光地として有名な神奈川県の江の島を歩きました。
江の島の島内では飛鳥時代からの歴史を持つ江島神社や、植物園であるサムエル・コッキング苑、
展望灯台、海岸洞窟の岩屋などを巡りました。
昼食にはしらす丼や海鮮丼に舌鼓を打った部員も多いようです。
昼食後は江ノ島の外に出て、新江ノ島水族館でイルカやペンギン、魚たちの姿を楽しみました。
試験後の部員を癒す緩めの巡検になったのではないかと思います。
(62期部長)
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展望灯台よりトンボロ部 |
◆1月19日(土) 浦和巡検2013
訪れた場所:埼玉県立近代美術館、別所沼公園、埼玉県立文書館、玉蔵院、調神社など
今回は埼玉県旧浦和市、現在はさいたま市の一部となっている地区を歩きました。
北浦和駅から出発し、午前中は北浦和公園とその中にある近代美術館へ行きました。
午後は別所沼公園に寄ったあと、県内の古文書を集めている文書館や「つきのみや神社」の愛称で親しまれている調(つき)神社などを訪れました。
県庁所在地ということで行政施設が集まっているだけでなく、文化施設も多い地区であることが感じられた巡検でした。
(62期編集)
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別所沼公園 |
埼玉県立近代美術館 |
◆1月12日(土) 隅田川巡検
訪れた場所:芭蕉記念館、両国花火資料館、旧安田庭園、隅田公園、すみだ郷土文化資料館、タイムドーム明石など
本巡検は「隅田川」をテーマとし、隅田川下流地域を歩き、隅田川に関連する施設を巡りました。
午前中には隅田川とゆかりが深い松尾芭蕉と花火に関連する施設に訪れました。
午後には隅田川の歴史や文化について展示されている資料館などへ行きました。また、隅田川で運行されている水上バスにも乗船しました。
隅田川を様々な観点からとらえることができた巡検でした。
(62期庶務)
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水上バスからの景色 |
東京スカイツリーと隅田川 |
◆1月7日(月) 初詣巡検
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訪れた場所:下町八社
下町八社とは、下町で信仰を集めた今戸神社・鷲神社・小野照崎神社・下谷神社・榊神社・小網神社・水天宮・住吉神社の八社を指し、これをお正月の時期に巡拝するのが下町八社めぐりです。
地理部の恒例行事となっている初詣巡検ですが、今年は下町八社めぐりを行い今年の地理部の末広がりの繁栄を祈願するとともに、
昔ながらの町並みが残る浅草から高層ビルが林立する佃まで、下町地域のさまざまな表情を見ることができました。
(62期編集)
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鷲神社の大熊手 |
◆1月7日(月) 地文研究会新年会
上の初詣巡検に引き続いて、地文研の4部(天文・地理・気象・地質)合同の新年会を開きました。
執行代が62期に移ってから初めての地文研合同の行事であり、地文研の仲間同士で交流をはかるいい機会となりました。
(62期広報)
◆12月27日(木)〜12月28日(金) 冬合宿2012
茨城県北部で1泊2日の合宿を行いました。
●1日目(12月27日)
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訪れた場所:那珂湊、酒列磯前神社、国営ひたち海浜公園
勝田駅に集合し、ひたちなか海浜鉄道で那珂湊に向かいました。那珂湊では水戸藩ゆかりの史跡を見て回ったあと、那珂湊おさかな市場にて新鮮な海の幸に舌鼓を打ちました。
午後は阿字ヶ浦に移動し、酒列磯前神社と国営ひたち海浜公園を訪れました。
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復元された那珂湊の反射炉跡 |
●2日目(12月28日)
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訪れた場所:袋田の滝、百段階段、十二所神社など
午前中はJR水郡線で袋田駅に向かい、袋田の滝を観光しました。滝は8割以上が凍結しており、その迫力と美しさに息をのみました。
午後は常陸大子駅に移動し、百段階段や十二所神社などを訪れました。
(62期総務)
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凍結した袋田の滝 |
◆12月21日(金) 忘年会2012
2012年ももう終わりということで、渋谷にて地理部単独での忘年会を開きました。
1年間の労を忘れ、親睦を深め合いました。
(62期広報)
◆12月15日(土) 世田谷ボロ市巡検
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訪れた場所:三軒茶屋キャロットタワー、世田谷ボロ市、豪徳寺、旧瀧坂道など
本巡検では、「歴史や伝統の影響を受けつつ、自分なりに再編していく我々」というテーマで、世田谷一帯を巡りました。
世田谷一帯は中世には吉良氏、近世には井伊氏による支配を受けていました。
大正から昭和にかけて宅地化の波に襲われましたが、古くからある寺社や、古道の曲がり具合にその面影を垣間見ることができます。
また吉良氏の庇護主北条氏に起源を持つ世田谷ボロ市は、その後農民の生活市、雑貨市と形態を変えつつも、現在も存続しています。
当日は天気に恵まれませんでしたが、住宅地に潜むささやかな歴史を感じることができた一日でした。
(62期新歓長)
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豪徳寺は招き猫発祥の地と言われている |
◆12月8日(土) 東京ウォーターフロント巡検
訪れた場所:汐留、築地、勝鬨、月島、佃、豊洲、有明など
新橋駅を出発し、 東京における代表的なウォーターフロント地区である汐留、築地、勝鬨、月島、佃、豊洲、有明を歩いて回りました。
江戸時代に開発が始まった地区から、これから開発が始まる地区まで、歴史の全く異なる地区を歩くことで、ウォーターフロント地区の機能の、時代による移り変わりを感じとることができました。
参加者数は異例の20人以上で、新歓期のような賑やかさのなかでの巡検となりました。
(62期総務)
◆12月2日(日) 大宮巡検
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訪れた場所:大宮盆栽美術館、市民の森、鉄道博物館、氷川神社など
今回の巡検では歴史ある建造物や新しい観光スポットが点在する大宮の街を歩きました。
午前中は大宮盆栽美術館を見学した後、景色が豊かな見沼緑道を歩いて市民の森を見学しました。市民の森では温室、リス園などを見て回りました。
大宮駅周辺で昼食をとったあとは鉄道博物館に向かい、鉄道博物館で自由時間をとりました。各々が観たい展示を見て回ったようです。
その後は氷川神社を経由して氷川参道を歩き、さいたま新都心駅で解散となりました。
(62期会計)
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氷川神社楼門 |
◆11月26日(月) 駒場祭打ち上げ
前日まで行った駒場祭の打ち上げを行いました。駒場祭の労をねぎらいながら、楽しい時間が過ごせたのではないかと思います。
この場で地理部の執行は代替わりとなり、今までの61期から62期へと執行代が移行しました。
(61期広報)
◆11月23日(金・祝)〜11月25日(日) 駒場祭
東大の駒場キャンパスで行われた駒場祭で、地理部では、模擬店での玉こんにゃくの販売と、教室での立体地図の展示を行いました。
当日は気温が低かったこともあり、温かい玉こんにゃくの販売は好調、無事完売しました。また、立体地図の展示では、北海道から近畿地方まで展示しましたが、多くのお客様にご来場いただき、楽しんでいただけたようです。
また、24日放映の「めざましどようび」内のコーナーで駒場祭が取り上げられ、地理部の企画についても放送していただきました。
寒い中、来場してくださった方はありがとうございました。
(61期広報)
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玉こんにゃくの模擬店 |
立体地図 |
◆11月18日(日) 奥多摩巡検
訪れた場所:奥多摩工業、奥氷川神社、白髭神社、小河内ダム、奥多摩水と緑のふれあい館など
今回の巡検で訪れたのは都心から電車で1時間半の所に位置する奥多摩です。奥多摩駅からむかしみちと呼ばれる旧青梅街道に沿って小河内ダムまで歩きました。美しく色付いた紅葉を見ながら、地質を生かした石灰石工場や1500年の伝統を持つ奥氷川神社、小河内ダムの遺産である貨物線の廃線跡などを見学しました。終点の小河内ダムではその大きさに誰もが驚いていました。
(62期部長)
◆11月11日(日) 東武亀戸線巡検
訪れた場所:亀戸線の旧駅跡5ヵ所、亀戸水神宮、立花大正民家園、向島百花園、東武博物館など
東武亀戸線は、23区内でありながらローカル色が強い、全長わずか3.4kmの鉄道路線です。今回の巡検では、この亀戸線の昔の駅の跡および、沿線の各所を巡りました。
午前中は亀戸線の終点の亀戸駅から出発し、起点である曳舟駅へと向かいました。途中の京島地区では、スカイツリーを背景に昔からの街並みが残っている、という風景があり、とても印象的でした。
午後は向島百花園および東武博物館へと訪れ、東向島駅で解散となりました。
全体として、亀戸線沿線の「下町」風情を感じ取ることができた巡検でした。
(62期広報)
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旧駅跡(線路左手の土台) |
立花大正民家園 |
◆11月3日(土) 谷根千巡検
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訪れた場所:弥生二丁目遺跡、大名時計博物館、へび道、森鴎外記念館、谷中銀座など
今回の巡検では、東京の下町である谷中・根津・千駄木(通称「谷根千」)を訪れた。
根津駅から出発し、午前中は弥生土器発掘の地である弥生二丁目遺跡(東京大学浅野キャンパス内)、江戸時代の時計を中心に展示した大名時計博物館などを見学したのち、川の蛇行の上にそのまま作られたへび道を通って千駄木方面に向かった。
午後は11月1日に開館したばかりの森鴎外記念館を見学し、作家だけではなく父親としての鴎外の姿を学ぶことができた。その後、夏目漱石旧居跡・駒込大観音を訪れてから谷中銀座に向かった。谷中銀座は隣接するよみせ通りとともに下町の商店街を形成しており、多くの人で賑わっていた。ここで買い物等を楽しんだ後、日暮里駅で解散となった。
(62期総務)
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多くの人で賑わう谷中銀座 |
◆10月27日(土) 野田柏の葉巡検
訪れた場所:旧花野井家住宅、野田市郷土博物館、東大柏キャンパスなど
午前中は茅葺屋根の旧花野井家住宅を見学したのち、醤油造りの歴史などが展示されている野田市郷土博物館を見学しました。また、野田市内を歩いていると醤油工場に関連する施設が多数あり、野田が醤油の町であることが実感できました。午後は東京大学の柏キャンパスの一般公開を訪れ、大学院ならではの研究発表を見学し、最先端の科学について学びました。
(61期総務)
◆10月20日(土) 深川下町巡検
訪れた場所:東京海洋大学越中島キャンパス、富岡八幡宮、成田山深川不動堂、深川江戸資料館、清澄庭園
丸の内の真東に位置し、下町の雰囲気が残る深川の街を歩きました。
越中島にある東京海洋大学を見学した後、門前仲町に出て、大相撲発祥の地でもある富岡八幡宮を訪れました。昼食後は成田山深川不動堂を拝観してから清澄に向かい、江戸時代の町並みが再現されている深川江戸資料館や、清澄庭園などを回りました。
(61期広報)
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富岡八幡宮 |
清澄庭園 |
◆10月14日(日) 秦野巡検
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訪れた場所:湧水池群、震生湖、弘法山公園など
丹沢の麓の町・秦野の自然地形を体感することを眼目に、自然地理学の(教科書的な)見所を回りました。
午前中は、扇状地地形の扇端部に多数点在する湧水地を訪れつつ、関東大震災による丘陵地の崩壊で生じたせき止め湖(震生湖)に至りました。旧来の商店街が衰退著しいのに対し、駅から徒歩数分の斜面地では新興住宅地の開発が進んでいたのも印象的でした。
午後は市内にそびえる権現山・弘法山に登り、秦野・渋沢の一帯を俯瞰しました。歩いてきたところを高所から眺めるのには、独特の面白さがあります。
(61期編集)
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弘法の清水 |
◆10月7日(日) 二子玉川・武蔵小杉巡検
訪れた場所:二子玉川の商業施設、多摩川河川敷 、川崎市市民ミュージアム、多摩川台公園など
部員の間では「ふたこすぎ巡検」と呼ばれる当巡検では、二子玉川・武蔵小杉という東急沿線の二つの再開発地を歩き回って街の様相を比較しました。午前中は二子玉川の新旧の商業施設を巡り、昼食後は多摩川河川敷を下り等々力にある川崎市市民ミュージアムを訪れました。さらに武蔵小杉の街へと歩みを進め、最後は多摩川駅近くの多摩川台公園を見学したのち田園調布駅にて解散となりました。
(61期総務)
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二子玉川 |
武蔵小杉 |
◆9月29日(土) 宇都宮巡検
訪れた場所:旧篠原家住宅、オリオン通り、二荒山神社、栃木県庁、松が峰教会、宇都宮城址
長期休暇最後の遠方での巡検として、9月29日(土)に宇都宮巡検を実施しました。都心から時間が掛かるということもあり、集合時間も11時と遅めでしたが、総勢8名と予想より多くの参加者に恵まれました。
明治時代に建てられた豪商の商店兼邸宅であった旧篠原家住宅や、宇都宮市のシンボル・二荒山神社、活気あるオリオン通りのアーケード街、栃木県庁などを巡り、また宇都宮名物として名高い餃子も存分に堪能しました。ちょっと足を伸ばして、東京とは一味違った北関東の大都市・宇都宮を知るいい機会になったのではないでしょうか。
(61期部長)
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二荒山神社 |
松が峰教会 |
◆9月23日(日) 国立巡検
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訪れた場所:一橋大学、谷保天満宮、谷保の城山、くにたち郷土文化館など
国立市は東京都西郊の小さな市で、北部は大正時代に開発された住宅・学園都市、南部は古くからの農村(旧谷保村)です。国立巡検では国立市を北部から南部にかけて歩き、国立市の2つの異なる姿を見て回りました。
午前中は一橋大学で貴重な建造物を見学し、国立市のシンボルとも言える大学通りを歩き通しました。午後は昔からの自然が残る南武線の南側の一帯を歩き、ハケ(崖線)が作った豊かな自然を満喫しました。
(61期企画者)
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一橋大学の兼松講堂 |
◆9月8日(土)〜12日(水) 秋合宿2012
北海道で3泊4日(延長戦を含めると4泊5日)の合宿を行いました。
●1日目(9月8日)
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目的地:帯広
13時に帯広駅に集合し、十勝川温泉に行く隊と旧愛国駅に行く隊にわかれました。十勝川温泉隊は、十勝が丘展望台から十勝平野を眺めた後、植物性の炭素が含まれている”モール温泉”という温泉を楽しみました。旧愛国駅隊は、「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで有名になった旧愛国駅の交通資料館を見学しました。
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十勝が丘展望台からの見晴らし |
●2日目(9月9日)
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目的地:富良野
朝に列車で帯広から移動し、富良野を観光しました。この日は激しい雨であったため、駅に近い富良野が有名ドラマの撮影地であることに由来する「北の国から資料館」や北海道のほぼ中央に位置するためにある「北海道中央経緯度観測標」を見学しました。また、その後は列車で中富良野に移動し、ラベンダーで有名なファーム富田を見学し、ラベンダー製品の製造過程などを学びました。
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北海道中心標(奥) |
●3日目(9月10日)
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目的地:美瑛・旭川
午前中は丘の風景で有名な美瑛を訪れました。この日も雨で歩くのは大変でしたが、丘一面に畑が広がる美瑛独特の風景を楽しみました。午後は道内第二の都市、旭川を訪れ、日本最北の歩行者天国である平和通買物公園を歩いたのち、旭川のシンボルであるアーチ橋「旭橋」を眺めました。
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旭橋 |
●4日目(9月11日)
目的地:札幌
朝から午後3時頃まで自由行動で札幌を見学しました。札幌朝市で知られる二条市場、大通公園、時計台などの札幌の中心部にある名所や、クラーク像で有名な羊が丘展望台、札幌ドームなど各参加者が行程を考えて観光しました。
●5日目(9月12日・延長戦)
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目的地:洞爺湖周辺
洞爺湖周辺を観光しました。有珠山にロープウェイで登って、1944年頃の噴火で畑であった場所が隆起してできた昭和新山や洞爺湖、噴火湾の風景を楽しみました。また、洞爺湖温泉の中心部にある火山科学館や2000年噴火の被害がそのまま残されている金比羅火口災害遺構を見学し、火山災害の恐ろしさを学びました。
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有珠山から見た噴火湾 |
この行程の前には東京から普通列車を中心に乗り継いで向かう前前哨戦・前哨戦が、延長戦解散後にはフェリーで東京に帰る延延長戦がありました。
(61期総務)
◆8月28日(火) 渋谷再開発巡検
訪れた場所:銀座線渋谷駅ホーム、東急百貨店東横店、東横線渋谷駅地上ホーム、東横線代官山駅、渋谷ヒカリエなど
渋谷の現状と将来を見る事を目標に掲げて企画された当巡検では、取り壊される東急百貨店の東館や東横線渋谷駅ホーム、地下化予定の渋谷-代官山間などの消え行く渋谷を実感したり、埼京線ホームを見学して渋谷の抱える問題点について考えたりした。午後は再開発のシンボルと言われるヒカリエを見学し、新しい渋谷を楽しんだ。
(62期企画者)
◆8月24日(金)〜25日(土) 大阪環状線一周巡検
山手線一周巡検と同じように本巡検の内容は一晩かけて大阪環状線を一周する(内回り)というものである。普段の巡検と違い、大阪で実施したので、参加人数は少なかった。中には夏合宿のついでに参加してくれた人もいた。
夜の10時に大阪駅を出発し、日本初の沈埋トンネルである安治川トンネル、夜の西成区、大阪有数のターミナル駅である天王寺、桜の名所である大阪城公園を通り、途中幾度か休憩をはさみながら朝の6時に終了した。
(61期企画者)
◆8月20日(月)〜23日(木) 夏合宿2012
北陸地方で3泊4日の合宿を行いました。
●1日目(8月20日)
主な滞在地:富山県富山市、黒部市
訪れた場所:富山城、宇奈月温泉
1日目は富山駅に集合し、富山市内の観光を行いました。まず全員で富山城を観光したのち、3時間余りの自由行動で各自思い思いに富山市内の名所を巡るなどしました。夕方の電車で宇奈月温泉に向かい、温泉地にて宿泊しました。富山市内は猛暑に見舞われましたが、山間の宇奈月温泉は少し涼やかでした。
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富山城 |
宇奈月温泉 |
●2日目(8月21日)
主な滞在地:富山県高岡市、石川県金沢市
訪れた場所:瑞龍寺、高岡大仏、金沢21世紀美術館、兼六園、金沢城公園
朝の電車で再び富山駅に戻り、富山県第二の都市高岡市を観光しました。高岡を代表する名所である瑞龍寺と高岡大仏の2か所を見学したのち昼過ぎに金沢へと向かい、午後は金沢市内の金沢21世紀美術館・兼六園・金沢城公園の3か所を巡りました。魅力的な名所が多く、かなりあわただしい観光日程となりました。
●3日目(8月22日)
主な滞在地:石川県金沢市、福井県福井市、坂井市
訪れた場所:長町武家屋敷跡、近江町市場、東尋坊
2日目の午後だけでは名所を回りきれなかったため、この日の午前も金沢市を観光しました。朝に長町の武家屋敷街を観光し、昼食時には近江町市場に移動し市場の雰囲気を楽しみました。午後は電車で福井駅に向かい、えちぜん鉄道とバスを乗り継いで東尋坊を訪れました。ちょうど日没の時間帯と重なり、見事な夕焼けを見ることができました。
●4日目(8月23日)
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主な滞在地:福井県福井市、敦賀市
訪れた場所:一乗谷朝倉氏遺跡
朝8時に福井駅前から出発するバスに乗り、九頭竜川系の一乗谷川の谷あいに広がる一乗谷朝倉氏遺跡を訪れました。日本史の教科書やソフトバンクのCMでおなじみの遺跡に広がる復原町並やかつての武士の館跡・庭園跡を見学しました。再び福井駅に戻って電車で敦賀へと移動し、敦賀駅にて合宿は解散となりました。
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一乗谷朝倉氏遺跡 |
なお、この4日間の前後には前哨戦と延長戦があり、前哨戦では新潟県新潟市・上越市を、延長戦では滋賀県長浜市・彦根市・大津市を訪れました。
(61期総務)
◆8月10日(金) 国分寺・小金井巡検
訪れた場所:武蔵国分寺、東京学芸大、東京たてもの園、法政大学、スタジオジブリなど
夏期休暇中の巡検として、8月10日に国分寺・小金井巡検を行いました。国分寺市の名前の起源である武蔵国分寺の史跡や、東京学芸大・法政大の小金井キャンパス、江戸・東京の文化的建物を保全する野外博物館である江戸東京たてもの園や、「ジブリ映画」と呼ばれるほど有名なアニメ映画製作スタジオであるスタジオジブリの本社などを訪れました。
(61期企画者)
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国分寺史跡・楼門 |
江戸東京たてもの園 |
スタジオジブリ |
◆8月3日(金)〜4日(土) 尾瀬巡検
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訪れた場所:大江湿原、尾瀬沼など
まず、夜行列車とバスを乗り継いで尾瀬に向かいました。到着後は尾瀬沼を一周するように歩き、燧ケ岳や湿原といった尾瀬ならではの風景を楽しみました。都会を歩く普段の巡検とはまた違った自然を見る巡検は新鮮で興味深いものになりました。期待していたほど涼しくはありませんでしたが、適度な汗をかく散歩となり、途中湯西川温泉などに立ち寄ってから東京に特急列車で帰りました。
(61期総務)
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尾瀬沼 |
◆8月2日(木) 長瀞巡検
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訪れた場所:宝登山神社、旧新井家住宅、長瀞ライン下り、岩畳
埼玉県秩父郡北東部に位置し、結晶片岩の板状節理が荒川の流れによって洗われた渓
谷により埼玉県有数の名勝として名高い長瀞町を訪れた。
巡検では秩父三社の一つ宝登山神社や代々名主を務めていたと伝えられている養蚕農
家の住居である旧新井家住宅を見学し、長瀞ラインを楽しんだのちに結晶片岩の露頭
である岩畳を実際に歩き、観察した。
(61期会計)
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岩畳 |
◆7月28日(土) 東京マラソン巡検第二弾
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訪れた場所:日比谷公園、NHK放送博物館、芝公園、増上寺
5月末に実施した東京マラソン巡検第一弾の続きとして、今回は内堀通りから品川駅までの7.5キロを歩いた。前回は新宿から市ヶ谷、飯田橋と高層ビルが目立ったが、今回は日比谷通り沿いのスポットを訪れ、緑が多いことに気が付いた。
まず、向かったのは日比谷公園。ここは日本初の「洋風近代式公園」として誕生し、平成15年に開園100年を迎えた歴史のある公園である。ここは数多くの歴史上の出来事の舞台となったが、今ではその面影を感じることができなくなり、都内の憩いの場として存在している。一年中花が咲いていると聞いているので、また違った季節に訪れるのも悪くない。その後、新橋で昼食をとった。
次に訪れたのはNHK放送博物館。ここは、NHK発祥の地である愛宕山にある世界初の放送専門博物館である。今までNHKが放送してきたドラマ、使用してきた機械やNHKが放送してきたラジオ、テレビなどがある。
次に向かったのは徳川家ゆかりの増上寺。普段は非公開だが、多くの将軍が眠る墓所がある。また、浄土宗の本山の一つであり、すぐ近くの東京タワーからはその全体を一望することができる。
最後に訪れたのは芝公園。私たちはその中にある伊能忠敬測地遺功表に行った。これは伊能忠敬が日本地図を作る際に測量の起点となった場所がここであったため、その功績をたたえて作られた記念碑である。
そのあと、我々はマラソンのコースの折り返し地点である品川まで歩いていった。今回は日差しが強い中、無事に巡検を終えることができた。
(61期企画者)
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伊能忠敬測地遺功表 |
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日比谷公園の噴水 |
◆7月14日(土) 新横浜巡検
訪れた場所:日産スタジアム、篠原町、ラーメン博物館、IKEA港北店
JR横浜線の小机駅から出発し、近傍の日産スタジアムの見学ツアーに参加しました。スタジアムからさらに歩いて新横浜の街並みを歩き、表側のビル街と裏側の篠原町のギャップの大きさを体感しました。ラーメン博物館で昼食をとり、午後はIKEA港北店を見学しました。交通拠点である新横浜駅を中心として狭い範囲にビルが立ち並び田園地帯に囲まれた「ハリボテ都市」が印象に残る巡検となりました。
(61期総務)
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新横浜駅前 |
篠原町 |
◆7月8日(日) 表参道・六本木巡検
訪れた場所:表参道ヒルズ、国立新美術館、東京ミッドタウン、六本木ヒルズ等
これまでの地理部にはあまりない、女子企画の巡検でした。「誰にでも面白い、地理学的に見るともっと面白い」をテーマに、都心再開発の中心、かつ都内有数の観光地である表参道・六本木を歩いてみました。BEN&JERRY'Sのアイスクリームを味わいつつ同潤会アパート再開発を考える、なんて一コマも。
(61期企画者)
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明治神宮外苑 |
東京タワー |
◆6月30日(土) 鎌倉巡検
訪れた場所:円覚寺、浄智寺、小町通り、鶴岡八幡宮、極楽寺、稲村ヶ崎など
800年前には日本の首都であった、古都・鎌倉の寺社を巡りました。北鎌倉では鎌倉五山と呼ばれる寺院のうち、第二位の円覚寺と第四位の浄智寺を拝観し、閑静な雰囲気の寺院に多くの観光客が訪れる風景を見ることができました。そこからは亀ヶ谷坂切り通しを通って鎌倉市街へと抜け、源氏の守護神であり現在も参拝客の絶えない鶴ヶ岡八幡宮を訪れた後、江ノ電に乗って極楽寺駅へと移動しました。くぐるように入る山門から入って極楽寺を拝観した後は、切り立った岩盤が海まで迫り出している景勝・稲村ヶ崎まで至りました。
この日は天気が良かったこともあり観光客が非常に多く、江ノ電に乗車する際も混雑で乗り降りに一苦労しました。東京から近い観光名所としての側面も強く感じられたと思います。
(61期広報)
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鶴岡八幡宮 |
稲村ヶ崎 |
◆6月24日(日) 都市デザイン巡検
訪れた場所:日本橋、三菱一号館、明治生命館、皇居東御苑など
「目の前に広がるこの景観はどのようにして形成されたのか?」というのは極めて素朴な問いですが、答えるに難しいことも少なくありません。景勝地の自然景観もさることながら、一見無機質な都市景観にも複雑な背景があることが多いのです。
今回の巡検は、狭い意味での東京都心、つまり銀座・大手町・丸の内を歩き、景観の綿密なコントロールを実感することを目的として企画されました。
軒線の美しく揃ったビル街の中に歴史的建造物群が点在する独特の雰囲気は、いわゆる副都心では決して味わうことのできないものでした。
(61期編集)
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明治生命館 |
三菱一号館 |
◆6月16日(土)〜17日(日) 新歓合宿
訪れた場所:草津温泉、白根火山、鬼押出し園
1日目は高崎駅に集合してJR吾妻線と路線バスを乗り継いで草津温泉に向かい、西の河原公園・湯畑・湯もみなどを見学しました。2日目にはバスを貸し切り、白根火山のハイキングと鬼押出し園の散策を行いました。帰りも高崎駅での解散となりました。東日本を代表する温泉地での合宿を通して部員同士の親交も深まったようです。
(61期総務)
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草津温泉 |
鬼押出し園 |
◆6月10日(日) 吉祥寺巡検
訪れた場所:井の頭公園、吉祥寺中心街、武蔵野八幡宮、成蹊学園、東京女子大、善福寺公園など
吉祥寺は、「住んでみたい町」のアンケートで上位にいることが多い街ですが、なぜ住みたいと感じるか、そもそもなぜ住民が集まったかを考えるために「史跡」「学生街」「公園」という3つのテーマをで巡検の行程を決定しました。
三鷹駅から玉川上水沿いに井の頭公園へと向かい、公園の中を歩きながら三鷹の森ジブリ美術館の外観を見学したり、井の頭弁財天に井の頭池の歴史を感じたりしました。吉祥寺駅周辺の市街で昼食を取り、中心街周辺にある四軒の寺(通称、四軒寺)や、武蔵野八幡宮といった史跡を巡った後は、街から少し足を延ばして周辺の成蹊大学と東京女子大学を巡りました。そこからは落ち着いた雰囲気があり、地元の人も多い善福寺公園や井草八幡宮にに立ち寄ってから、解散の西荻窪駅へと向かいました。
活気のある市街と、静かな公園。この街に古くから人が住んでいたことは史跡からも裏付けることができます。吉祥寺の発展の歴史を垣間見ることができました。
(61期広報)
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井の頭池 |
成蹊大学のけやき並木 |
◆6月3日(日) つくば巡礼
北千住駅に集合後、つくばまでつくばエクスプレスで移動し、そこからはサイエンスツアーバスで各施設を巡りました。ちょうど測量の日であり、地図と測量の科学館では特別展示などで測量方法などを学び、サイエンス・スクエアつくばではこれから実用化されるであろう新技術の展示を見ることができました。
(61期総務)
◆5月26日(土) 東京マラソン巡検第一弾
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訪れた場所:花園神社、新宿御苑、近代科学資料館、昭和館、気象博物館、平将門の首塚
今回は「これ」といった目的地を設けずに、東京マラソンのコースのスタート地点である都庁前から気象庁付近まで約8qを歩き、その周辺にある施設を訪れるという今までにない巡検であった。この日の天気は雨も心配されていたが、快晴であった。そのため、多くの方が参加してくれた。
最初に訪れたのは花園神社。当日は例祭であり、神社内に屋台が多く並んでいた。しかし時間の都合上、ここではあまり時間を取らなかった。次に向かったのは新宿御苑。ここはビル街である新宿の中で取り残された数少ない自然である。日本、イギリス、フランス式の庭園があり、フランス式の庭園ではバラが見ごろを迎えていた。また機会があればぜひ訪れてみたい。
昼食を曙橋でとった後、近代科学資料館に立ち寄った。そこは東京理科大学の付属施設で、計算機の歴史と今回話題になった金環日食の展示をしていた。ここでは、昔の手回し式の計算機が印象に残った。自然科学の展示から一転して歴史関係の展示をしている昭和館に行った。そこでは戦前、戦中、戦後の国民の生活が描かれていた。すぐ近くに靖国神社があるので、戦争中の歴史をより深く知りたければ、さらに遊就館を訪れるのも悪くはない。その後、気象科学館へと足を運び、津波や竜巻について学ぶことができた。最後に向かったのは平将門の首塚。ここは平将門の首が落ちたとされる場所である。今はビル街に囲まれてひっそりとしているが、参拝者は後を絶たない。
今回、コースの5分の1を歩いただけで自分の知らない東京の姿を発見することができた。それだけでなく、新歓後の巡検ということで新入生とも深い交流ができた巡検であった。
(61期企画者)
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スタート地点である都庁前 |
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平将門の首塚 |
◆5月19日(土)〜5月20日(日) 五月祭
東大の本郷キャンパスで行われた五月祭で、地理部では、「地理部のだがしや」と称して、駄菓子と九州銘菓の販売とともに、立体地図の展示を行いました。九州銘菓の売れ行きが好調で、最後の方には売り切れてしまいました。立体地図は、昨年度制作した「関東地方」の他に、「北陸地方」と「東北地方」を展示しておりました。来場してくださった方はありがとうございました。
(61期広報)
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駄菓子の販売 |
立体地図 |
◆5月13日(日) 茅ヶ崎巡検
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訪れた場所:鶴嶺八幡宮、茅ヶ崎文化資料館、サザンビーチなど
湘南地域の中心地であり、サザンオールスターズのボーカルの桑田佳祐の出身地でもある茅ヶ崎市を訪れました。
午前中は旧東海道と参道を歩いて鶴嶺八幡宮に向かい、かつての繁栄に思いを馳せました。午後はサザンにちなんだサザン通りを歩きながら海へと向かい、海岸沿いを約2qほど歩きました。普段の巡検と比べると歩行距離がやや多かったのですが、天候にも恵まれ、相模湾の美しい海、江の島、えぼし岩を見ながら楽しく歩くことができました。
(61期企画者)
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サザンビーチ |
◆5月8日(火) 部員確定部会
新歓期が終わり、新入生を正式に部員として登録する部会です。
地理部の活動や部員登録等についての説明の後、6月に行う新歓合宿の行き先を決定しました。2012年の新歓合宿の行き先は、群馬県の草津温泉です。
部会の終了後は、渋谷のシェーキーズで食事会を行いました。これからともに活動していく仲間同士、親睦を深めることが出来たと思います。
(61期広報)
◆5月3日(木・祝)〜4日(金・祝) 山手線一周巡検
雨の影響で1日順延で実施されました。順延されたにもかかわらず、多くの参加者に恵まれ実施することができました。例年通り、山手線を外回りの向きに歩き、最後は眠気や足の疲れと戦いながら多くの参加者が一周することができました。
(61期総務)
◆4月28日(土) 横浜巡検
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訪れた場所:山下公園・日本郵船氷川丸・横浜中華街・赤レンガ倉庫・みなとみらい地区
横浜市中心部の有名なスポットを数多く巡りました。
午前はみなとみらい線の元町・中華街駅を出発し、関東大震災からの復興のシンボルである山下公園と公園横に繋留されている氷川丸を見学しました。中華街にて昼食をとり、午後は横浜公園・赤レンガ倉庫・汽車道・ランドマークタワーを経由して横浜駅まで歩きました。
(61期総務) |
大さん橋から眺めるみなとみらい |
◆4月26日(木) 新歓コンパ
地理部単独での新歓コンパが新宿にて行われました。
お好み焼きともんじゃ焼きの食べ放題だったので、それらを調理したり、食べたりしながら、新入生と上級生、そして新入生同士の交流を深めることができたと思います。
(61期広報)
◆4月24日(火) 地文研合同新入生歓迎会
地文研究会に属する、地理部、天文部、気象部、地質部の4部合同のコンパを、駒場キャンパスの和館で行いました。
お菓子や軽食を食べながら、他の部に属する、普段とは違った仲間と談笑することが出来たのではないでしょうか。
(61期広報)
◆4月22日(日) 小石川・本郷巡検
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訪れた場所 小石川植物園、本郷キャンパス、根津神社など
茗荷谷駅から文京区内を東へ進みました。お茶の水女子大学前を通り、小石川植物園を見学しました。
続けて、本郷キャンパスのある本郷台地の西側に入り込む谷とそこに通じる坂道を歩いて、この地域の坂の多い地形を実感しました。
その後、本郷キャンパス周辺で昼食後、キャンパス内を経由して、つつじ祭り期間内の根津神社、上野公園と巡りました。
途中小雨が降ったものの、参加者の多い巡検でした。
(61期企画者)
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本郷台地の坂道 |
◆4月14日(土) お台場巡検
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訪れた場所:レインボーブリッジ、日本科学未来館など
新歓期には毎年恒例のお台場巡検ですが、今年は天候に恵まれず、風雨の中歩くこととなりました。コースとしては、田町駅に集合し、レインボーブリッジを歩いて渡り、お台場海浜公園にて昼食、日本科学未来館とフジテレビを見学した後、解散という運びになりました。風雨にさらされながらレインボーブリッジを渡るのは相当に過酷で、新入生の皆さんは特に疲れたと思います。昨年は震災の影響で訪れられなかった科学未来館の見学が出来たことが、せめてもの救いだったと言えるかもしれません。
(61期部長)
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雨のお台場 |
◆4月8日(日) 駒場巡検
訪れた場所:東大駒場IIキャンパス、旧前田邸、目黒川の桜並木、渋谷区郷土博物館など
年度初めの巡検として、地理部の拠点たる駒場の地を新入生と一緒に巡るという毎年恒例の企画です。
午前中は、東大駒場キャンパスとそれに隣接する駒場IIキャンパス、駒場公園の旧前田邸を訪れました。
昼食タイムを挟み、午後は桜満開の目黒川沿いを歩きました。中目黒からは駒沢通り・明治通りを通って渋谷へ向かい、渋谷区郷土資料博物館を見学。
最後に、独特の形状と構造で知られる国立代々木体育館を見物し、代々木公園前で解散となりました。
身近な町の魅力を発掘することができたでしょうか。
(61期編集)
2013年度の活動記録
2011年度の活動記録
また、Twitter(@UT_Chiribu)の方では最近の地理部の活動記録について呟きから詳しく知ることができます。
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